ポケットの中のそら

届くといいな、

卒業

今週のお題「卒業」

お題が「卒業」ということで、せっかくだからお題に合わせて書いてみようかな。

今日で2月も終わり。卒業シーズンなのですね。
早いなあ。
社会人4年目を迎えようとしているわたしには、卒業とか学校という言葉は大分懐かしく感じられるようになってしまった。。確かに歳を重ねているということなのでしょう。歳は取っていくもの。そうであれば、大切に、素敵に歳を重ねていきたいものです。

最近のわたしの「卒業」といえば、数ヶ月前になる、「彼との日々からの卒業」でしょうか。
周りからしたら、別れただけじゃんという感じなんだろうけど。よくある恋愛話なんだろうけど、わたしは、ただ別れたというより、なんとなく、「卒業」という感覚なんです。お別れをした時、一緒にいる期間を終えたんだなって思ったんです。

6年半という、決して短くはない時間を共にしました。大切な20代前半の期間を、彼と過ごしました。
今思うと、楽しい思い出より、辛かったり悩んだりした思い出の方が多いかもなあって。
彼にとって辛いことが色々とあって、それを近くで見ていたわたしは、寄り添いたくても寄り添い方がわからなかったり、気づかない時もあったり、つまらない所でわがままを言ってしまったりして。
自分が嫌になったり、情緒不安定にもなったり。

わたしだってひとりの人間、いろんな感情があって当たり前で、いつもいつも上手に寄り添えるわけじゃない。今はそう思うけれど、あの頃は、完璧にしないと、とか、わたしが支えるんだって、必死に思っていて。自分ひとりのこともままならないのに。ままならないからこそ、彼を支えようとすることで、自分の中のバランスを取ろうとしていたのかな。

そして彼が大丈夫になった時、今度はわたし自身がうまくいかなくなってしまった。彼に当たってしまったり、どうして支えてくれないの、わたしは頑張ったのに、って、思いたくないことを思ってしまって。彼なりに支えてくれようとしたのに、それじゃあ足りないと、思ってしまった。求めすぎたのです。
この頃のわたしの世界はとっても暗かったな。
だめだだめだと思いながらも変えられず、彼を失うこともこわくて。

でもね、ちゃんとわたしのこと、救ってくれる存在があって、それに気づくことができて、ああ、大丈夫かもしれないって、思った。
友達、家族、その頃出会った今の仕事、カメラもそう。ちゃんと世界は明るいよと、大丈夫なんだよと、教えてくれて、前を向くことができて。
自分のこと、もっと大切にしようとも思った。

彼とは別の道に進もう、わたしはわたしの道を見つけようってそう思った。最後はあまり話すことが出来なかったのが少し寂しいけれど。「わたしはわたしの新しい道を探したいです」とだけ言って、彼がそれに「わかった」と言ってお別れしたから、彼がどう思っていたのかはわからなかった。でも、この前、彼も別れを前向きに捉えているようだと風の噂で聞いたから、わたしもちゃんとがんばろう。

書きたいことだけばーっと書いてしまった。
うまくまとめられる文才がほしいー。
とりあえず、彼との日々からの卒業。
ちゃんと糧にして進むんだ。
ありがとう、どうか元気でいてね。
どこかで会ったときはちゃんと目を見て話そう。

さあ!3月がやってくる!